みなさん、こんにちは。
5月5日、ついに国内の全原発が停止しましたね。
このまま子供たちへのよき未来を開いた、新こどもの日の記念日となるよう祈ります。
最近強い竜巻で被害があったり、荒れがちなお天気。
雨も多く、なかなかすっきりとした春にならない感じですね。
体調を崩されたり、アレルギー症状が強く出ている方も増えています。
元々春は自律神経が切り替わる時期で、人によってはいろいろな症状が出やすくなります。
そのせいか本日知人から2件、同じような体調不良の相談を受けました。
患者さんの中にもそのような方がちらほらいらっしゃいます。
話を聞いていると、炭水化物の摂取量が多めな方が多いなという印象です。
お菓子は控えていてもご飯を食べすぎているのです。
消化されれば、ご飯もブドウ糖。
大切なエネルギー源ですが食べ過ぎは血流を悪くします。
こういう不調にはポイントはこの3つかなと思います。
●酵素 生の野菜をたっぷり
●オメガ3脂肪酸 フラックスオイルや青魚油、チアシード
●発酵食品、食物繊維で腸内善玉菌を増やす
さて、昨日わたしのコスメのサイトを見た方は、ちょっとびっくりされたかなーと思います。
そう、実はファンデーションのイメージモデルとして、歌手のUAさんが登場してくれたんです。
この5月9日が情報解禁日だったので、今まで書けなかったのですが、3月29日に沖縄で撮影をさせていただきました。
今回ファンデーションということで、誰かモデルさんがいたほうがいいかなーと、今年1月半ばくらいに思いました。
今までもカメラマンさんの近所に住むイスラエル人の少女や赤ちゃんには出てもらったことはあるのですが、今回はファンデだから大人の女の人がいいと。
でも、表面的にきれいなだけのモデルさんに出てもらっても、なんかこの渾身のファンデのイメージに合わないなぁって。
今の時代、本当に優しくなるためには、強くなければいけない。
だから優しくて、でも強くて、母なる地球を感じさせてくれるような、
新しい時代の幕開けを感じさせてくれるような、そんな人がいい。
そう思った時、一人の方のことが、私の心に宿りました。
それが他ならぬUAさんでした。
UAさんのことはCDも持っていたほど、昔からファン。
しかもここ5年くらいは神奈川で畑や田んぼを無農薬栽培でやっていることとか、環境活動や、平和活動をされていること、私も息子を入れるかどうかさんざん悩んだシュタイナー学校に息子さんを行かせてらしたこと、そして震災後は沖縄に移住されて出産されたことも、雑誌で読んで注目していました。
そして沖縄にいながらも、そこで安心してしまうんじゃなくて、食の安全を考える団体を立ち上げられたこと、原発都民投票の時もユーチューブでメッセージを発信されていたことにも心打たれていました。
そして3月11日の沖縄でのティダノワ祭には行きたいなーと漠然と思っていました。
UAさんは実は私の卒業した美大の4年後輩にあたり、面識はないのですが嵯峨美出身のスターとして、かつて嬉しくなったものでした。
大阪出身ということも含めて、勝手に親近感を持っていたというのもあります。
そしてこのファンデーションのイメージに、ここまでぴったり来る女性は、彼女しかいないような、確信に満ちた強い思いが芽生えました。
ただ彼女は歌姫ですし、うちは弱小企業で広告費もあんまりないし、、、
しかも時はもう2月ですし、時間もないし、そもそもどこに連絡したらいいかも、所属事務所すらよくわからなくて、ティダノワにメールを書いてみたりしましたが、お返事はなく。
ところが2月の半ば、うちのスタッフの1人が「ビクターに知り合いがいるので聞いてみましょうか?」と天の助けが!
そうか!ビクターか!その手があったのか!と、わたしってばそんなレベルで。。
そして次の週にはビクターの方から、所属事務所のマネージャーさんに連絡してもらえて、こちらの商品や資料などをUAさんに送って頂くことが出来たのです。
そして2月の終わり、たった1人でマネージャーさんに会いに行ったのですよ。
もうドキドキです。
一生懸命コンセプトを伝える私の前には、ニコニコ優しいマネージャーさんの笑顔があり、、、、
「厳しい基準でここまでこだわった化粧品を作って、しかもそれを持続しているのがすごいですね。UAも気に入っていて、これならぜひやりたいと言っていますよ」
あの日の月。
うれしくて、うれしくて、どこをどう帰ったか覚えていません。
そこから、撮影日までたった1か月。
沖縄のやんばるの森で撮ると言う漠然とした考えだけはあったのですが、カメラマン、ヘアメイクさんをどうするか、しかも森でロケと言うことはロケバス?ライト?発電機、姿見、机、椅子?嗚呼何がいるの!?みたいなことから、素人の私達には一から全然わかんなくて。
だけど予算はないため、広告代理店や制作会社とかは通してないもんですから、経験値ゼロのくせに、全部自分らでやるという無茶ぶりで。
もちろん創立からずっとやって頂いているアートディレクターの方にはかなりお世話になりました。
「UAさんならぜひやりたい!」ということで引き受けてくれたカメラマンさんは、なんとシャネルの広告などもやっているシバサキフミトさん。
ヘアーのTAKEさんやメイクのCOCOさんは、ずっとUAさんと組んで仕事をされてきた方で、UAさんのためならということで快諾して下さいました。
COCOさんもこんな仕事をされてきた一流中の一流。
TAKEさんもこんな仕事をされている、すごい方で、、、
この一流のCOCOさんに、わたしってば普段使用しているメイク用品は使わず、ファンデーション以外も全部ナチュラルコスメでやってくれという無茶なリクエストをしてしまいました(汗)
ところがCOCOさんは嫌な顔1つせず、むしろ嬉しそうに、全部ナチュラルコスメでやって下さったんです。
それどころか、他の撮影でもわたしのファンデを使用して下さったり、ナチュラルコスメを使うようになったそうで、ほんと感激でした。
衣装とスタイリングは、kittaさんという、やはり震災後関東から沖縄に移住された草木染のアーティストの方にやって頂きました。
こちらもUAさんの推薦だったんですが、教えて頂いたkittaさんのサイトの作品を見て一目惚れしてしまって。
kittaさんには衣装だけじゃなくて当日雨の可能性がかなり高かったので、スタジオ撮影のために、背景の布もオーガニックコットンのガーゼで草木染しておいていただいたんです。
当日は直前までの雨の予報をどんどん打消し、降水確率0%の晴天で、スタジオではなく、以前ブログでも書いた「大石林山」という、沖縄最北端の最強のパワースポットにある森の中で撮ったのですが、現場の最後のアイディアで、この布を草の上に敷いて、寝て撮ろうかということで撮った写真が、あまりにすばらしくて!
結果、これが採用ということになりました。
今回2日間でしたがみなさんとご一緒させて頂いて、ほんと最高でした。
写真左からkittaさん、シバサキさん、COCOさん、UAさん(と赤ちゃん)、鬼、TAKEさんです。
ここには写っていないけど、マネージャーの大石さん、アートデレクターの笠原さん、カメラマンアシスタントの秋山さん、大石林山のスタッフの方、オーガニックお弁当を手作りで、この最北端まで運んできて下さった料理研究家の根本きこさん、UAさんの大ファンのうちのスタッフの志村さんも、とにかく全員に感謝したいです。
ありがとうございました!
きこさんのお弁当も載せときます。おいしかった~!
おっと忘れるところだった、ロケバスに飛び乗ってそのまま来てしまった、UAさんの愛犬ポポも。
妊娠中で、ちょっとだるそうでしたね。
撮影後、大石林山の休憩所で、UAさんに1時間じっくりインタビューさせて頂きました。
もうすごい内容で、、編集も私がしたんですが、どこも切れなくて結局ほとんどをそのまま載せてしまったために、かなり長いのですが、、、
特に後半話して下さっている母性についての話とか、すごい深いです。
全女性に、今読んでもらいたいです。
UAさんインタビュー
実際お会いしたUAさんは、メディアでのイメージとはまた違い、まるで少女のような、それでいてどこかシャーマン(巫女)のような方でした。
さて、最後に出来上がった写真です。
どうですか?かなりアメージングですよね!
いっさい写ってないけど大石林山の超森の中で撮ってるんですよこれ。
森の精霊の気配を感じるほどエネルギーの高い場所なので、写ってなくても、逆にこの写真の持つ力を高めてくれているように感じます。
アメージングビューティー!
アメージングアース!
新しい時代の幕開けです。
Moor -船を岸に繋ぎなさい
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Last updated 2012年5月10日 10時25分6秒
みなさん、こんにちは。
GWはいかがお過ごしでしょうか?
先日、久しぶりに皮膚科医の友利新先生に会いました。
うちの店にもよくコスメやサプリを買いに来て下さるんですが、私の新ファンデの試作をすごく気に入って下さり、一緒にパチリ。
友利先生は、ケミカルコスメも使えば、オーガニックも使うと言う二刀流。
自分の体調や肌の状況を見て、両方使い分けるんだそうです。
先生みたいに、しっかり自己管理と自己分析が出来ていれば、そういうスタイルもありなのかもしれないですね。
私は鬼なのでケミカルはないですが、酸化チタン入り(ノンナノ)とチタンなしの二種類を作ったのは、近い動機ですから分かります。
ファンデはスキンケアとは違って「美しく装うもの」そして「紫外線を防ぐもの」という大前提があります。
使用してきれいになれなければ、使わないほうがマシ。
肌の調子やTPOに合わせて、しっかりカバーとノーマルカバーを使い分けるというのが、美容のバランスかもしれません。
しかし初めてお会いしてから、もう6年くらい経つと思うけど、相変わらず友利先生は超かわいかったです。
私とは10歳違うとはいえ、フルマラソン完走とか、とにかく自己鍛錬がすごいわ!
私も忙しさにかまけてないで、気合を入れ直そう!!
とはいえ、私が頑張るのはマラソンじゃなくて顔の筋トレ!
うりゃ~~~~~~っ!!
失礼いたしました(笑)
話は変わりますが、春だと言うのに畑の土留めの工事が終わらず、悶々としておりましたが、とりあえず畑が完成するまで、庭でプランターでトマトを育てることにいたしました。
今はマンションの1階に越したので、小さい庭があるんです。
とはいえ、ここのマンションは定期的な農薬散布があるそうで、土が相当怪しいので、直植えは無理。
入居してからは、うちの庭には農薬まかないでくれることになったんですが、築5年だから、それまでの農薬が気になります。
だからプランターでとりあえずやろうと思ったんですが、ホームセンターで売っている土はどのような素性か、何が混入しているか分からず怪しいし、しかも無肥料でやりたいとなると、直植えと違って通常の土では非常に厳しいし、、、
と思っていたら、神の助けか、先日行ったナチュラルハーモニーの種の講演会で、出会いがあったのです。
静岡県の浜名農園さん。
今まで知らなかったんですが、あの野口の種の野口さんと同時期くらいに、F1種に疑問を持って、在来種や固定種の種を自社生産含めて、あらゆるところから集めて販売しているすごい種屋さんだそうです。
↑写真分かりにくいですが、真ん中の方が浜名さん。
いやー、2時間があっという間で、楽しいお話が聞けました。
今や、種屋に行ってもほぼすべてが一代限りのF1種しか売ってないですからね。
これまで、私も自分で種取するために、在来種固定種を買える種屋さんを模索してきて、「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」にも、知っている種屋は全部載せましたが、新たにすごい種屋さんを知れて、本当によかった!
今回は、時期が時期なので、浜名さんのところの種取できる固定種の苗を買って植えました。
しかもね、ここがすごいのは、オリジナルの土も販売しているのです。
畑懐の土・畑(はふうのつち)という商品名です。
この土は浜名さんが研究に研究を重ねて時間をかけて熟成した土だそうで、プランターのような植物にとってはあまり自然でない環境で、無肥料無農薬で育てても成功率が高いのが特徴です。
動物性の堆肥はいっさい入っておらず、山の土をベースに植物を枯らせたものや、天然ミネラルや有効微生物などを少し入れて熟成させたものだそうです。
気になる放射性物質も不検出だとのこと。
しかも、採れる作物の栄養価は、直植えと変わらないくらいだそうです。
これがすごいありがたい!!
ぬか床のように、年々熟成していく土だそうで、なんというか発酵場が出来るので、この土の上でいろいろなものを発酵させると、悪玉菌に引きずられることがなく、バランスよくおいしく発酵するんだそうです。
家を建てる時も、この土の上に建てると非常に良い空間になるみたい。
全部をこの土にしなくても、混ぜることでも、土のバランスを良くするみたいですね。
まぁ、実際の畑では、私は土も自分で熟成させようと思っているから、こういう土も入れるつもりはないですが、プランター栽培としてはまさに最適ですよね。
なんせ、ハーモニーの河名大将が推薦しているくらいだから、間違いありません。
浜名農園(光郷城 畑懐)のサイトへ
初めてプランター栽培する方に、一番おすすめなのがトマトだそうです。
トマトは水をあまり必要としないし、とってもたくましいからですって。
確かに、畑1年目の私たちの畑でも、無肥料でほったらかしでも、ジャングルのように育ったのがトマトでした。
トマトは、紫外線が肌にあたった時に光老化を起こさせる「一重項酸素」という活性酸素を無害化してくれる植物。
中性脂肪も分解するそうだし、この季節じゃんじゃん食べたいですね。
よーし、今年も頑張って育てるぞ~!!
表参道の私の店でも、先日から北海道の江本自然農園さんの無肥料無農薬の濃厚なトマトジュースを販売しています。
飲むたびに感動するほどおいしいので、昔から大ファンだったんですが、初めて飲んだ方みんな感動して下さるようで嬉しいです。
一般的にスーパーなどで流通している野菜は、今やほぼ100%近く「F1種」(ハイブリッド種)というものになっています。
これは、人間に都合の良い特性を持つ同士を人工的に掛け合わせて作られた種で、味を良くするためにも行われましたが、現在では形を揃えて箱に入れやすくするためとか、表面がツルツルで硬く、長期保存してもへたれにくくするためとか、紐で束ねやすくするためとか、収穫時期を同じにするためとか、主に作業性、流通のために行われることがほとんどです。
日本の農家さんが代々伝わる自分の畑の在来種栽培をやめてしまったのは、約20年くらい前からだと言うことです。
流通に都合がいいものは段々と性質が決まってゆき、北海道から沖縄まで同じ種類で同じ形で、だいたい同じ味の野菜が増え、味の多様性がなくなってきました。
おまけに、この種から種取しても、次世代からはガタッと性質が崩れるので、通常種取はされず、毎年種屋さんから新しい種を買い続けることになります。